東京香道の聖なる木,香木パロサントを含む(安永正臣展にて)

東京香道の聖なる木,香木パロサントを含む

昨日から、安永正臣さんの展示がスタートしました。"ガラスをこねる"というような表現がしっくりとくる、不思議に感じるような面白いつくり方によって生まれる作品。一点一点、表情も違えば素材感も異なる、頭をひねらせるような見方もあれば見たそのままだったりも。
毎回展示をする際に線香を決めて空間の香りも楽しんでいるんですが、今回は "東京香堂の聖なる木" を中心に焚いています。香木であるパロサントと椨粉(線香の形を作る際に必要なつなぎ粉)のみでほとんど作り上げられていて、とても上質なパロサントそのものを焚いているかのような香り。エキゾチックな香りから広がり甘さを感じられたり落ち着きのある香りに変化していったり。スッキリとした残り香もこの夏の季節にピッタリ。今回の展示の空間演出としてときどきパロサントの香りが登場するかもしれません。

* 東京香堂 線香(聖なる木)
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